1969-06-12 第61回国会 参議院 大蔵委員会 第20号
○渡辺武君 いまあなたは予算のワクというふうに言われましたけれども、中川石炭局長が昨年九月二十六日に参議院の石炭対策特別委員会で答えられたことも、予算ワクということを非常に言っておられるわけですね。この財源内でいろいろな助成を加えるということを前提に置いて、そうして考えるのだということを強調している。
○渡辺武君 いまあなたは予算のワクというふうに言われましたけれども、中川石炭局長が昨年九月二十六日に参議院の石炭対策特別委員会で答えられたことも、予算ワクということを非常に言っておられるわけですね。この財源内でいろいろな助成を加えるということを前提に置いて、そうして考えるのだということを強調している。
○大矢正君 中川石炭局長にお尋ねをいたします。この新対策で新たに施策として講ぜられようとしているものの一つは、企業ぐるみ閉山の制度であります。そこでいままでの石炭経営者の実態を振り返ってみますると、会社が解散した際には経営者は経営責任を何ら追及されることもなく、自分自身が経済的に何らの負担のない形で一切が終わってしまう。
それから次に、先般通産大臣が石炭各社に行なった警告の内容についてでありますが、これを読ましていただきますると、また中川石炭局長からの先ほどの説明によりますると、長期保安計画の提出を求めた上で、長期にわたる保安確保の見きわめなしには再建交付金を交付しないと、こういう内容が書かれております。まことにけっこうなことであります。
そこで私は先日も中川石炭局長、あるいは通産大臣とも議論を展開したのでありますが、その出炭規模の数字というものは五千万トン程度かあるいは四千五百万トン程度か、そういう規模は別にいたしましても、日本のエネルギーの中に占める石炭というのは、この程度は最小限絶対に確保していくべきである、そういう立場から具体的に政策を展開するという気持ちがなければ、石炭産業というものに多額のこれからまた投資をしてやる価値と意義
そうして私企業の形態を残して、いままで小委員会の中で議論されておると思われる内容が新聞その他から伝えられ、かつ、この委員会で中川石炭局長から言われておる範囲でその問題が解決できるでしょうか。私は絶対にできないとこう思うのでありますが、会長として御議論なさった経緯なり御判断をお聞かせ願いたいと思うのです。
その点に十分ひとつ留意して石炭政策を立案してもらいたいと思うし、そういうことについてひとつ中川石炭局長から十分審議会に私どもの意思をいれてもらいたいということを最後に強く希望いたしまして、私の質問を終わります。
○大矢正君 まだ聞きたいところがありますが、時間もありませんから何ですが、ただ、先般の委員会で中川石炭局長に、電力用炭の問題は炭価を多少いじらなければならない時期にきているのではないかということをお尋ねして、中川局長も審議会の中でそれはおそらく議論になるだろうし、当然議論しなければならないというおことばもあるわけですから、十分ひとつあなたのほうも検討してもらいたい。
○大河原一次君 関連でちょっとお聞きしますが、いま大臣も、それから中川石炭局長も言われましたが、自然条件が悪いためにかくかくの状態であると言われました。出炭規模の問題に関連せしめると言われましたけれども、御承知のように石炭産業というものは今日までも、たとえば高温多湿であるとか、それからまた切羽条件とか、たくさんあるわけですね。そういう中でも今日までやってきたことは事実なんです。
石炭局をなくして鉱山局と一緒にせい、石炭局の存在なんか認めておらぬ、これは別に中川石炭局長の手腕、力量の話じゃない。石炭というのは万事終われり。一千億金出した、特別会計をつくった、まだ別に問題があるか。石炭の問題をよそに行って話して、石炭たいへんなんだと言っても、いや石炭なんて何言ってるんだという調子です。